呼吸器疾患の分類
   呼吸器疾患は、大きくは以下のような群に大別される。
疾患群含まれる代表的疾患
感染性疾患ウイルス感染症主症状は急性の鼻炎・咽頭炎・気管支炎など。主な原因ウイルスはこちらに
一般細菌感染症肺炎球菌・レジオネラなどによる大葉性肺炎やブドウ球菌などによる気管支肺炎
結核症結核菌による肺の慢性・亜急性感染症
非定型抗酸菌症結核菌群・ライ菌以外の抗酸菌によって起こる感染症で、増加傾向にある。種類がいくつかあるが、一番多いMAC症は難治である
真菌症ほとんどが日和見感染で、原因微生物としてはアスペルギルス・カンジダ・クリプトコッカスの順に多い
閉塞性疾患喘息可逆的に広域にわたって気道の狭窄が起こる
COPD
(慢性閉塞性肺疾患)
慢性気管支炎と肺気腫との総称。病理学的には、小気管支の永続的あるいは一時的狭窄がみられ、努力呼気流は低下している
びまん性汎細気管支炎細気管支の全層にわたる炎症の結果、細気管支内腔の狭窄が起こって、慢性に持続する咳、痰、労作時息切れなどを呈する
間質性肺疾患サルコイドーシス原因不明に、非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が肺および肺外の多臓器に形成される
特発性間質性肺炎
(IIP)
原因不明の炎症が主として胞隔にびまん性に起こり、無気肺化を起こしながら、高度の線維化により肺の構築が破壊され、肺全体として硬化・縮小する。その結果、拘束性換気障害が著明となる
膠原病肺アレルギ―性肉芽腫性血管炎などの膠原病に伴って肺疾患が起こることもある
腫瘍性疾患肺癌細気管支肺胞にできる腺癌、喫煙との関連が深い扁平上皮癌、化学療法に対して感受性のある小細胞癌、胞巣状に早く増殖する大細胞癌の4つの組織型がある
急性および慢性呼吸不全 上記の疾患群による
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