設問(1)
abcdefghijk
イ、ウア以外ウ、エ、オエ、オア以外イ、カ

設問(2)
   造血細胞のなかでも未分化な細胞が死ぬ。その結果、末梢血のなかの血小板や白血球、リンパ球の数が減少する。そして、出血、感染症によって死ぬ。そして、下痢、消化管出血によって死ぬ。
   吸収線量(単位:Gy=J/kg)は、放射線によって電離された原子の分布は問題にしない。LETは、この分布密度に比例した数値である。すなわち、LETの高い電離放射線(重粒子線・α線・速中性子)は、放射線の飛跡に沿って高密度で電離を起こす。その結果、その飛跡でより多くの化学反応を起こす。化学反応の結果、細胞に最も影響を与える反応産物が、染色体DNAの切断である。高LET電離放射線の照射の場合、染色体DNAの切断が飛跡に沿って高密度で起こる結果、2重鎖DNA切断(片方ずつの切断が近傍で起こる)が単位吸収線量あたりより多く生じる。2重鎖DNA切断は、一定時間内に1個でも修復されないと、細胞はチェックポイント機構を起動し、細胞周期を停止したり、自殺のためのプログラム(アポトーシス)を誘導したりする。そのために、高LET電離放射線はより少ない吸収線量で細胞を殺すことができるのである。電離放射線による急性の全身障害は、たくさんの細胞が死んだ結果おこるものである。

設問(3)
ABCDEFGHIJ
8483749376

設問(4)
   p53およびRb遺伝子はその変異により、細胞周期に対する抑制機能が失われることで、細胞周期が異常に回転し、癌化をもたらす。細胞周期を抑制する機構は以下の通りである。
DNA損傷→p53の誘導→p21の誘導→サイクリン/CDK複合体の阻害
→Rbリン酸化阻害→E2F不活性化→G1/S停止
p53とRbの作用機構

設問(5)
   放射線増感剤・多分割照射・重粒子線治療・酸素効果の利用・中性子捕捉療法などについて述べればよい。(詳細は省略)

設問(6)
   被曝の経路としては、外部被曝と内部被曝に分けて、内部被曝については、さらに口・気管・皮膚からの経路がある。防護については、1)外部被曝に対しては、遠隔操作を含む距離の確保、鉛ガラスなどによる遮蔽、取扱い時間の短縮について、内部被曝については、2-1)経口経路として、マスクの着用、安全ピペッタの使用、飲食等の禁止、2-2)経気道経路として、マスクの着用、フードの使用、飛散や揮発の防止対策、2-3)経皮膚経路として、ゴム手袋の着用、傷のないことの確認などについて述べればよい。
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