1. | 3.7TBq(100Ci)の放射能を持つ137Csの密封線源がある。線源に使用されている137Csの質量をグラム単位で求めよ。但し、137Csの半減期を30年、アボガドロ数を6.023×1023、loge2を0.693とする。(15点) |
2. | がんの放射線治療を多分割照射で行うのはどのような利点があるからか。生物学的観点から論ぜよ。(15点) |
3. | ラジオアイソトープを実験に用いる場合、余分な被曝を避けなければならない。基本的にどのような点に注意しなければならないか。また、個人被曝管理はどのように行われているか。(10点) |
4. | 放射線によってDNAに生じる8-ヒドロキシグアニン(7,8-デヒドロ-8-オキソグアニン)について、その生成機構、突然変異誘起機構、修復機構を簡単に述べよ。(15点) 〔この問題の代わりに次ページの4を選んでもよい〕 |
5. | 4Gyの原爆被爆者(全身被曝)の急性障害による主たる死因について、主たる障害臓器とその放射線高感受性の機構から簡単に説明せよ。 |
4. | (alternative) Explain the difference between "axcision repair" and "post-replication repair" |
6. | 広島・長崎の原子爆弾の被爆者における遺伝および発がんの調査研究について、次の問に答えよ。(30点) |
a. | 遺伝的影響についてはどのようなことがわかったか。 |
b. | 白血病の方が固形がんにくらべて、放射線影響としてより高感度の指標となることを説明せよ。 |
c. | 動物実験による放射線発がんでは知られていなくて、被爆者の調査研究ではじめてわかったことは何か。 |
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