光メディアとは?

   「光メディア」という言葉はなかなか聞きなれない言葉だと思いますが、CD-ROMやCD-R、CD-RW、DVD-ROM、DVD-R、DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RW、MOなどの情報伝達媒体・記録媒体のことを指す言葉です。何年か前までは記録媒体というとフロッピーディスクの独壇場だったのですが、情報の大量化に伴い、メディアの大容量化が必要となってきたために登場してきたメディアたちです。大変種類が多く、中には厳しい競争の中、PDやzipなど姿を消してしまったものもあります。
   この厳しい競争の中を勝ち残ってきたのが、CD、DVD、MOの3つになります。CDは音楽メディアとして、DVDは映像メディアとしても利用されており、汎用性が非常に広いのが特徴です。MOはパソコン業界でしか使われないメディアですが、扱いやすさを最大の売りとして、特にMac業界でそのシェアを広げてきました。


CDについて

   パソコンの自作をしようという人で、CDを焼いたことがないという人はほとんどいないと思います。やっぱりCD-R/RWドライブを買うということになるでしょう。値段も1万円前後からというリーズナブルさですから、これははずせないと思います。
   でも、CDを聞けて、見れて、焼けるだけで満足という人はこれでいいのですが、DVDも見れるに越したことはありませんよね。そういう人には1台でCD-ROM、CD-R/RW、DVD-ROMの3つの機能をすべて行うことができる「コンボドライブ 」がオススメです。バルク品であれば1万5千円くらいから買えますし、無駄な投資とはならないと思います。


DVDについて

   DVDを見れればそれでいいという人は、前述の「コンボドライブ」で十分なのですが、少しお金に余裕があるならば、書き込み式のDVDドライブを購入してみてもよいのではないでしょうか?
   ただ、一口に書き込み式DVDと言っても、DVD-R、DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RWという4種類の規格があるので、購入する前にそれぞれのメディアの特徴をしっかりと押さえて、自分の目的にあったドライブを選択する必要があります。それぞれの書き込み式DVDメディアには下表のような特徴があります。

書き込み式DVDメディアの特徴
メディアDVD-RDVD-RAMDVD-RWDVD+RW
容量片面4.7GB2.6GB4.7GB4.7GB4.7GB
両面5.2GB9.4GB
追記××
書き換え×
書き換えられる回数
(保障値)
0回10万回1000回1000回
実勢価格
(2001年11月25日現在)
1180円程度片面1980円程度
両面2780円程度
片面1800円程度
両面2980円程度
1680円程度1380円程度







家電のDVDプレーヤー
DVD-ROMドライブ
DVD-Rドライブ×××
DVD-R/RWドライブ×
DVD-RAMドライブ×
DVD-RAM/Rドライブ×
DVD+RWドライブ×
主な特徴長所互換性がよい書き換えが自由で、大容量互換性は割と高い使い勝手がよい
短所書き込み1回だけ互換性が非常に低い追記ができないリコーの独自規格
主な用途DVDビデオ作成データ保存データ保存やDVDビデオ作成のテスト
メディアDVD-RDVD-RAMDVD-RWDVD+RW


   以上のように書き込み式DVDのメディアは、規格が乱立しているというのが現状で、どのドライブを選ぶべきかということは簡単には言えない。ドライブの価格としては、DVD-R≪DVD-RAM<DVD-RAM/R<DVD+RW≪DVD-R/RWというような感じになっている。僕の場合、価格の面からDVD-RAM/Rドライブを選択したが、お金に少し余裕があるならDVD+RWを選んでもいいと思う。
   実は今、この乱立した書き込み式DVDドライブの規格を統一しようという動きが始まっている。実際、DVDマルチドライブとよばれるオールマイティーなドライブがそろそろ発売されるらしい。この発売を待ってから購入するというのも手だが、どんな製品でも発売当初は値が張るものであるから、やはり一般庶民としては現行のドライブから選ばざるを得ない日が続くであろう。


MOについて

   MOはフロッピーディスクと同じ大きさであるにもかかわらず、128MB、230MB、540MB/640MB、1.3GBの大容量が得られ、用途に応じてさまざまなディスクを選ぶことができる。Mac業界では完全に浸透したが、Windows業界にはそれほど浸透していない。
   3.5インチベイに開きがあるのであれば、導入を考えてもいいと思うが、値段が少し高めなのが難点である。
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