共感的態度 | 患者の苦痛に共感する |
理解的態度 | 患者の立場に立って理解するように努める |
支持的態度 | 患者の考えや行動を認めて支持する |
評価的態度 | 患者の訴えや行動について医師の考えに基づいてその善悪などを判断する |
解釈的態度 | あいまいな患者の話を医師の方で勝手に解釈する |
調査的態度 | 患者に配慮せずに私的なことを矢継ぎ早に根掘り葉掘り聞きだす |
逃避的態度 | 患者の不安などを受け止めることを避ける |
自由質問法 | いわゆるopen-ended question。患者が自由に答えることができるもの (例)「今日はどんなことでいらっしゃいましたか」「どのように痛みますか」 |
直接的質問法 | いわゆるclosed question。「はい」「いいえ」の答えを要求するもの (例)「吐き気はありますか」「痛みはありますか」 |
重点的質問法 | |
中立的質問法 | 医師の意見や考えを入れずに、患者に話を促す質問法 (例)「と申しますと」「それはどういう意味ですか」「それからどうされましたか」 |
多項目質問法 | いわゆるmultiple choice question。要領を得ない高齢患者の場合には使用せざるを得ないことがある (例)「痛いところは右ですか。左ですか。真ん中ですか」 |
反映 | 患者から伝わってくる感情などを患者に伝えること。情報収集を中断して患者の感情に対応することで、医師が患者の感情に親身になっていることが伝わり、患者に対して支持的となりラポール形成につながる (例)「なるほど、○○のことをとても心配されてるんですね」 |
正当化 | 患者の感情面での体験を理解し、妥当だと認めること (例)「これでは誰だって困りますね」 |
個人的支援 | 患者の支えになろうという思いを伝えること。これにより医師-患者関係がより強固になりやすい (例)「できる限りの治療をしたいと思います」 |
協力関係 | 協力して病気に対応しようと伝えること。これにより患者の満足度が上がり、診療へのコンプライアンスが向上する (例)「解決策について一緒に考えていきたいと思います」 |
尊重 | 患者や、患者の対応を尊重していると伝えること。言葉にすることにより良好な医師-患者関係が構築されやすい (例)「こんな状況でよく頑張ってきましたね」 |
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