女性性器の構造
骨盤腔
【動 脈 系】
内腸骨動脈の分枝(腸腰動脈、外仙骨動脈、上・下殿動脈、閉鎖動脈、内陰部動脈、臍動脈、上膀胱動脈、中直腸動脈、子宮動脈、腟動脈)…骨盤内臓器のほとんどに血液を供給する
卵巣動脈(←腎動脈分岐部直下の大動脈)…子宮動脈と頻回に吻合する枝を出し、卵巣・卵管に血液を供給する
【リンパ系】
骨盤内臓器のすべてのリンパ管は大動脈周囲のリンパ管に注ぐ
・卵巣動脈に沿う上方向路(→傍大動脈節へ)…卵巣、卵管、子宮体部からのリンパ流
・正中仙骨動脈に沿う後方向路
・子宮動脈に沿う側方向路(→外腸骨節→内腸骨節→総腸骨節へ)…子宮体部・頸部、腟上部からのリンパ流
・内陰部動脈に沿う下方向路(→鼠径節へ)…腟下部、外陰部からのリンパ流
【神 経 系】自律神経(Frankenha¨user神経叢)…子宮、腟、膀胱などに分布。分娩時の局所中枢
体性神経(陰部神経叢)…外陰、会陰、腟壁下部に分布。分娩時に行われる会陰神経ブロックの対象となる神経




















子宮
uterus
【構造】骨盤腔のほぼ中央に位置し、鶏卵大、洋ナシ型
表面は表面は子宮外膜(腹膜の一部)で覆われ、両側では前後の腹膜が合して広間膜に連なる
内子宮口を境にして、上方2/3が子宮体部、下部1/3が子宮頸部
【組織】
子宮体部…子宮外膜、子宮筋層(縦走・斜走・輪状などの走行をする平滑筋で構成)、子宮内膜(内膜腺と間質からなる)。子宮内膜は基底層と機能層に分かれ、機能層は海綿層と緻密層に分かれる。機能層は卵胞期に増殖し、黄体期に分泌し、月経期に剥脱する
子宮頸部…子宮腟部と子宮頸腟頂上部からなる。子宮頸部の内腔が頸管。頸管粘膜は円柱上皮であり、子宮腟部の扁平円柱上皮境界(SCJ)で腟の扁平上皮と接する。SCJにある予備細胞は幹細胞で、扁平上皮と円柱上皮の両方への分化能を有する
内子宮口…頸管から子宮内腔への移行部。最も狭い解剖学的内子宮口(収縮輪)と、組織学的に変化する組織学的内子宮口(産科学的内子宮口)とがあり、両者の移行部を子宮峡部とよぶ
【血行】
動脈…内腸骨動脈→子宮動脈┬→上行枝(子宮枝)→弓状動脈→放射状動脈→直線状動脈とコイル状動脈
                                          └→下行枝(頸腟枝)      上行枝と下行枝の分岐は内子宮口の高さ
静脈…子宮静脈→内腸骨静脈→総腸骨静脈→下大静脈
         卵巣静脈(左卵巣静脈→左腎静脈、右卵巣静脈→下大静脈)
子宮体部のリンパ流…@卵巣提索あうなわち卵巣動静脈に沿って傍大動脈リンパ節に流入、A子宮頸部から骨盤内リンパ節に流入、B子宮円靱帯に沿って鼠径リンパ節に流入
子宮頸部のリンパ流…@子宮動脈に沿って内腸骨リンパ節・総腸骨リンパ節に流入、A基靱帯を通り基靱帯リンパ節・内腸骨リンパ節・閉鎖リンパ節に流入、B仙骨子宮靱帯を通り仙骨リンパ節に流入、C後膀胱リンパ節より外腸骨リンパ節に流入
【支持】子宮体部の支持装置…円靱帯、卵巣固有靱帯、広間膜
子宮頸部の支持装置…基靱帯(側方)、膀胱子宮靱帯(前方)、仙骨子宮靱帯(後方)
卵管
fallopian
tube
【構造】約10〜12cmの長さ
卵管子宮口(子宮角への開口部)、卵管間質部(子宮筋層を貫く部分。内腔が最も細い)、卵管峡部(間質部から膨大部への移行部)、卵管膨大部(卵管全長の約2/3を占める)、卵管采(腹腔内への開口部)に分けられる
【組織】内膜(粘膜)、筋層(縦走・輪走・縦走の3層)、外膜(漿膜=腹膜)の3層構造
粘膜上皮は単層円柱上皮で、線毛細胞・分泌細胞・桿細胞の3種類の細胞で構成されている
【機能】卵子・受精卵・精子の移送、増殖因子の産生(⇒初期胚の発育に貢献)
【血行】子宮動脈と卵巣動脈の吻合枝
【神経】交感神経…下腸管神経叢(T10〜L2からの線維で構成)、子宮腟神経叢
副交感神経…S2〜S4由来の線維
卵巣
ovary
【構造】性成熟期には大きさは約2.5〜5cm×1〜2cm×0.6〜1.5cm(個人差大)
【組織】皮質…多数の卵胞が存在し、その間隙の結合組織が卵巣間質
髄質…卵胞はなく、血管・血管平滑筋・弾力線維からなる
胚上皮…卵巣内を被覆する一層の円柱上皮。その直下には卵巣白膜(紡錐型細胞が蜜に配列した結合組織)
【血行】動脈…子宮動脈(←内腸骨動脈)と卵巣動脈(←腹部大動脈)の吻合枝
静脈…右卵巣静脈(→下大静脈)と左卵巣静脈(→左腎静脈)      ※卵巣動・静脈は卵巣提索の中を走行
【支持】卵巣提索、卵巣固有靱帯、卵巣間膜

vagina
【構造】内性器と外性器をつなぐ7〜8cmの導管
前後壁と子宮腟部の間には、腟円蓋とよばれる輪状腔が形成される
【血行】腟動脈(←子宮動脈)、下膀胱動脈、下直腸動脈、内陰部動脈
【機能】自浄作用…エストロゲンの作用により、腟壁上皮細胞内にグリコーゲンが蓄積する。グリコーゲンはブドウ糖へ分解され、腟内の乳酸桿菌・Do¨derlein桿菌によって乳酸に換えられる。これにより、腟内腔は酸性(pH 4〜5)に傾き、酸性環境に弱い細菌の増殖が抑制される
外性器
【概念】外陰ともいう。恥丘、大陰唇、腟前庭、小陰唇、陰核、尿道、前庭腺(Bartholin腺)、会陰から構成
女性性器の生理(性周期)
月経周期におけるホルモン動態と内性器の変化
基礎体温低温相高温相
 黄体の退縮によりプロゲステロンは低下し、基礎体温は排卵まで低温相となる黄体から分泌されるプロゲステロンが視床下部に作用して基礎体温が上昇する
卵巣周期卵胞期黄体期
 FSHの刺激により複数の卵胞が発育。二次卵胞の段階で主席卵胞が選択される
発育卵胞の顆粒膜細胞からエストラジオールが分泌される。グラーフ細胞はLHサージにより破裂し排卵が起こる
排卵後の顆粒膜細胞は黄体細胞に分化する。黄体からエストラジオール・プロゲステロンが分泌される
黄体の寿命は約14日間で、退縮する
内膜周期増殖期分泌期
 エストラジオールの作用で内膜腺は増殖する
内膜は肥厚し、内膜腺は迂曲する
間質は浮腫状になる
増殖期後期には腺細胞の核の偽重層が認められる
プロゲステロンにより内膜腺の分泌像、間質の変化が起こる。腺腔にはグリコーゲンやムコ多糖類が分泌される
間質には浮腫や脱落膜化が認められる
分泌期初期には核下空胞・腺腔の迂曲化が認められる
性ホルモン
種類総称物質名分泌臓器主な作用
性腺刺激
ホルモン
gonadotropin
卵胞刺激ホルモン
(FSH)
下垂体前葉顆粒膜細胞の増殖を促進→卵胞の発育促進
LHと協力して卵胞のestrogenの産生・分泌を促進
精子形成を促進
黄体形成ホルモン
(LH)
下垂体前葉卵胞でのandrogen産生を促進→estrogen産生に寄与
排卵期には排卵を惹起、減数分裂を再開、顆粒膜細胞を黄体化
黄体期には黄体を維持
ヒト絨毛性ゴナドトロピン
(hCG)
胎盤絨毛妊娠初期に多量に分泌され、胎盤形成に寄与
黄体のprogesterone分泌を促進
胎児に対する作用として、副腎からのDHA産生促進、精巣でのテストステロン産生促進、性腺分化促進、卵巣でのFSH様作用etc.
女性ホルモンestrogenestrone(E1卵巣(卵胞・黄体)
脂肪組織
子宮内膜の増殖促進、子宮筋の肥大促進・収縮、子宮頸管粘液の分泌促進(⇒子宮頸管pHのアルカリ化)、頸管粘液の粘稠性を低下、卵管運動の促進、乳房の発育促進、破骨細胞を抑制、第2次性徴を促進、PRL分泌促進、PRLレセプターを減少、腟の角化を促進
estradiol(E2卵巣(卵胞・黄体)
estriol(E3胎盤
progestogenprogesterone(P)卵巣黄体子宮内膜の分泌促進、子宮筋の収縮抑制(⇒妊娠維持)、子宮頸管粘液の分泌抑制、乳腺分泌腺の発育促進、体温上昇、腟の角化を抑制
男性ホルモン androgentestosterone(T)
androstenedione
DHA-S
卵巣
副腎
男性化、性欲亢進、蛋白同化、estrogenの原料
その他の
婦人科関連
ホルモン
prolactin(PRL)下垂体前葉乳汁分泌促進、乳房発育促進、副腎に対する作用、浸透圧の調節
※乳汁分泌には一定量のPRLがあれば十分であり、乳汁分泌量と血中PRL濃度は比例しない
oxytocin下垂体後葉乳汁排出子宮収縮、抗利尿作用
検査
ホルモン負荷試験
 Kuppermann試験GnRH負荷試験TRH負荷試験
ゲスターゲンテストエストロゲン・ゲスターゲンテスト
意義無月経の患者で内因性エストロゲン産生の有無をみる無月経の患者でゲスターゲンテストで消退出血のない場合に、子宮性無月経との鑑別のために行われる無排卵・無月経の患者において、下垂体前葉のGn分泌予備能をみる不妊・排卵障害患者において、下垂体前葉のPRL分泌予備能をみる
方法プロゲステロンを経口投与or筋注。10日以内の消退出血の有無をみるエストロゲンプロゲステロンを経口投与or筋注。消退出血の有無をみるGnRHを静注し、投与前・30分後・60分後に血中LH・FSH値を測定TRHを静注し、投与前・15分後・30分後の血中PRL値を測定
評価消退出血(+)⇒第1度無月経
消退出血(−)⇒第2度無月経
                    or子宮性無月経
消退出血(+)⇒第2度無月経
消退出血(−)⇒子宮性無月経
基礎値・反応性ともに
   →〜↓⇒視床下部性無月経
   ↓↓⇒下垂体性無月経
   ↑↑⇒卵巣性無月経
   LH↑、FSH→〜↓⇒PCOS
基礎値↑、反応性↓
   ⇒プロラクチノーマ
基礎値→、反応性↑
   ⇒潜在性高PRL血症
治療
ホルモン療法












クロミフェン療法
【製   剤】非ステロイド系エストロゲン製剤
【機   序】内因性エストロゲンと競合して、視床下部のエストロゲン・レセプターに結合⇒内因性エストロゲンの抑制のフィードバック作用を遮断⇒GnRH分泌↑⇒LH・FSH分泌↑
【適   応】軽度の視床下部性無月経(第1度無月経)、希発月経、無排卵周期症、PCOS
【方   法】月経周期の5日目から、5日間クロミフェンを内服
【有効性】第1度無月経・無排卵周期症で70〜80%に排卵が認められるが、妊娠率はそこまで高くない
【副作用】流産etc.
ブロモクリプチン
療法
【製   剤】ドパミン・アゴニストである麦角アルカロイド誘導体
【機   序】下垂体のドパミン受容体に結合⇒PRLの合成・分泌↓
【適   応】高PRL性無月経、希発月経、無排卵周期症
【方   法】少量から開始し、血中PRL値をみながら徐々に増量していく。妊娠時には、投与を直ちに中止する
【有効性】高PRL血症に対する排卵誘発率は約80%、妊娠率は約70%
【副作用】悪心・嘔吐、頭痛、鼻閉etc.
ゴナドトロピン療法
(hMG-hCG療法)
【製   剤】hMGhCGを使用      ※FSHの代わりにhMG、LHの代わりにhCGが用いられる
【適   応】重症の視床下部性無月経(第2度無月経)、下垂体性無月経、クロミフェン療法無効例
【方   法】月経周期の5日目から、FSH作用を有するhMG製剤を連日筋注。経腟超音波検査にて胎胞成熟が認められた時点でhCG製剤を投与して排卵を起こす
【有効性】強力な排卵誘発法で、理論的には中枢に原因のある無月経患者では100%排卵誘発可能である
【副作用】卵巣過剰刺激症候群(OHSS)多胎妊娠etc.
GnRH療法
【製   剤】合成GnRHである酢酸ゴナドレリンが使用される
【適   応】重症の視床下部性無排卵の他、軽症の視床下部性無排卵、PCOS、高PRL性無排卵症
【方   法】携帯型の電動式輸液ポンプを用いて、GnRHをパルス状に投与
【副作用】製剤投与部位の皮膚炎etc.














Holmstrom療法
【機   序】増殖期の子宮内膜を黄体ホルモン製剤の投与により分泌期に導き、消退出血を誘発
【適   応】若年者の機能性出血、無排卵周期症、希発月経、第1度無月経(ある程度のエストロゲンの分泌が保たれ、子宮内膜にある程度の増殖性変化が認められる月経異常で、排卵誘発の適応のない場合)
【方   法】月経周期の21日目頃から、黄体ホルモン製剤を5〜7日間内服or 21日目頃に黄体ホルモン・デポ剤を筋注
Kaufmann療法
【機   序】正常な月経周期に類似した内分泌環境を、エストロゲン製剤およびエストロゲン・黄体ホルモン合剤の投与により作り出すことによって、子宮内膜に増殖期・分泌期を形成させ、消退出血を誘発する
【適   応】第1度or第2度無月経で、排卵誘発の適応のないもの
【方   法】月経周期の5日目頃から、エストロゲン製剤を10日間内服、それに引き続いてエストロゲン・黄体ホルモンの合剤を10日間内服
【副作用】エストロゲン製剤による子宮内膜癌の発生、血栓症etc.
   ⇒このため、ゲスターゲン(合成黄体ホルモン薬)の併用が必須となる
エストロゲン補充
療法(HRT)
【製   剤】結合型エストロゲン、エストラジオール、エストリオールetc.
【適   応】更年期女性(更年期障害、性器萎縮、骨粗鬆症、高脂血症、冠動脈疾患、Alzheimer病などの予防のために行われる)
【方   法】エストロゲンを連続的に投与するが、エストロゲンの発癌性を抑制するために随時合成黄体ホルモン(ゲスターゲン)を投与する
【副作用】血栓症、肝障害、エストロゲン依存性の悪性腫瘍の発生etc.
【禁   忌】乳癌、子宮体癌、血栓症肝機能障害、高血圧、ポルフィリン症etc.















性ステロイド
ホルモンの
周期投与
【機   序】性ステロイドホルモンの継続投与⇒排卵抑制、子宮内膜の萎縮による月経血量減少
【適   応】機能性月経困難症(特に思春期女性の重度の月経困難症)
【方   法】月経周期の5日目頃より、エストロゲン・黄体ホルモン合剤を3週間内服




ゲスターゲン
療法
【薬   剤】合成型プロゲステロン(主にMPA
【機   序】エストロゲンとの作用拮抗、FSH・LH分泌抑制、直接細胞増殖抑制作用
【適   応】子宮体癌(G1)、子宮内膜増殖症、エストロゲン補充療法中の患者、黄体機能不全etc.
【副作用】血栓症
【禁   忌】術後1週間以内、血栓性疾患(既往を含む)、弁膜症、心臓細動、心不全、動脈硬化症etc.








ダナゾール
療法
【製   剤】19-ノルステロイドの誘導体(アンドロゲン)
【機   序】下垂体前葉からのGn分泌抑制、卵巣でのエストロゲン合成抑制、子宮内膜症組織の増殖抑制
【適   応】子宮内膜症、子宮筋腫
【方   法】月経周期の2〜5日目から、ダナゾールを4〜6ヶ月間にわたって服用
【副作用】浮腫、体重増加、肝機能異常、嗄声、ざ瘡、血栓症、男性化症状etc.
【禁   忌】黄体機能不全etc.
GnRHアゴ
ニスト療法
【機   序】下垂体前葉におけるGn合成・分泌の一過性刺激の後、GnRHレセプターがダウン・レギュレーションの結果急速に減少し、下垂体前葉におけるGnの合成・分泌は長期にわたって抑制される
【適   応】子宮内膜症、子宮筋腫
【方   法】月経周期の5日目から連日の点鼻or1ヶ月に1回の皮下注を4〜6ヶ月間継続
【副作用】更年期類似症状
GnRHアンタゴ
ニスト療法
【製   剤】近年になって開発されたもの
【機   序】GnRHアゴニストと違って、Gn合成・分泌の一過性刺激作用がない
【副作用】更年期類似症状

生殖補助医療技術
配偶者間人工授精
(AIH)
【方法】精液or精子浮遊液を、人工的に注入器を用いて女性性器内に注入する
【目的】できるだけ多数の精子を卵子のそばに到達させること
【適応】精液性状不良の男性不妊の他、頸管因子による不妊、機能性不妊etc.
体外受精・胚移植
(IVF-ET)
【概念】排卵直前の成熟卵子を経腟的にエコー下で卵巣から採取し、体外で夫精子と受精させ、受精卵を培養して2〜8細胞期まで発育させる。2〜8細胞期の胚を子宮に移植し、着床させる
【方法】通常のIVFで受精しない場合には顕微授精を行う。余剰胚は凍結保存されることもある
【適応】卵管性不妊、男性不妊、免疫性不妊、子宮内膜症による不妊、機能性不妊etc.
※卵巣性無月経では、排卵誘発が無効であり、成熟卵子を得ることができないので、非適応
配偶子卵管内移植
(GIFT)
【方法】排卵直前の卵子を採取し、この卵子を夫精子とともに腹腔鏡を用いて卵管の中に戻す
【適応】精子減少症、卵捕獲障害
受精卵卵管内移植
(ZIFT)
【方法】排卵直前の卵子を採取し、夫精子と体外で受精させ、受精卵を腹腔鏡を用いて卵管の中に戻す
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送