2006年1月28日(土)  20:45
   明日当直で、2月からは救命科なので、1日のうちで病院に全く行かない日も今日以降はしばらくお預け。最後の休日となるわけなんですが、あまり有意義に過ごせた気はしません。つくづく思います、時間の使い方が下手だと。
   さてさて、今日は買いたい本があったので、京都駅前のプラッツ近鉄に行ってきました。その短い道中に、いろんな知り合いに会いました。学会に行くところであった外科の先生に、金沢にカニを食べに行くところであった姉貴、さらには京大の教授まで。偶然って重なるもんですね。
   その帰り、京都駅前に献血カーが停まっていたので、献血を初体験してきました。20歳になった頃、一度出先で献血しようとしたら、抗アレルギー剤を飲んでいるからダメと言われ、それ以来足が遠ざかっていたのですが、今日ついに初体験してきました。ポリクリで血液センターに行った際にも体調不良で献血できなかったので、本当に初めての経験でした。
   血液の比重と血液型を検査してもらった後、いよいよ献血開始。17Gの針は思っていたほど痛くはなかったのですが、それでもやはり細い針に比べたら痛かったです。肘でこの痛みなので、手背で20Gか18Gの針でルートを取られる手術直前の患者さんの痛みはもっとなんでしょうか?
   400mlの献血をしてきたのですが、何も変わりありませんでした。手術中の出血が400gを超えると、かなり多いような印象があるのですが、健康な成人の体はそれくらいの出血ではどうってことないんでしょうね。手術中は出血以外にも、不感蒸泄や術前の絶飲食の時間等があって、そればかりではないんでしょうが…。

2006年1月24日(火)  21:51
   麻酔科も今日を抜いてあと5日となりました。これが終わると、2ヶ月間救命科です。主治医として患者さんをもつのは2ヶ月ぶり。土日・祝日も関係なく、4〜5日に1回当直という毎日がやってきます。
   もともと幼い頃は、夜になって横になって数十分しないと寝れない体だったのに、働き始めてからはいつでも眠れる体に変わってしまいました。そうでないとこの職業では生き残れませんもん。来月・再来月は昼寝ることも多いかと思うと、不思議な感じです。
   それにしても眠いです。おとといの当直は8人ほどしか患者さんが来なかったのにもかかわらず、1時間しか眠れず、昨日は眠さのあまり夜の9時に寝ちゃいました。いつもかけている目覚ましにも反応できなかったようで、今朝は危うく寝坊するところでした。危ない、危ない。
   これだけ寝てもまだ眠いです。明日はまた当直なので、早めに寝ようとは思うのですが、ライブドアのニュースも気になりますし…。でも、早く寝ようっと。

2006年1月21日(土)  21:07
   今日は朝から1日ACLS(advanced cardiac life support)の講習会でした。就職後のオリエンテーションでBLS(basic life support)の講習は受けたのですが、きちんとACLSの講習を受けたのは初めてのことでした。
   テキストである程度きちんと予習していったつもりなのですが、いざやろうとするとなかなか口や手が動かないもので、講習中何度も頭の中が真っ白になってしまいました。“講習”という練習の場でも慌てまくっていたので、実際の現場だったら、もっと慌ててしまうのは必至でしょう。ほんとまだまだですね。
   手技もそうですが、やっぱり一番手間取ってしまうのは薬の選び方とその量。今日の講習ではいろんな失敗を繰り返して、いい勉強になりました。でも、まだまだ実際の現場で100%空で完全に正しい医療をする自信は到底ないですが、白衣のポケットに忍ばせたカンペを見ながら、できる限り正しいとされる医療をしていくよう心がけたいものです。

2006年1月19日(木)  20:44
   かけ出しの研修医と、何年も医者をやってる先生の違いって、経験の差とか知識の量の差とか言ってしまえばそれまでなんでしょうが、一番の違いは“SOAP”の“A”のように思います。
   “SOAP”というのは、subjective data(患者さんの訴え)、objective data(客観的所見)、assessment(SとOの評価)、plan(検査や治療の計画)の頭文字を並べたものなのですが、同じSとOの情報を得ても、Aで圧倒的な違いが出てくるような気がします。年数を経れば、慣れると言われれば、それまでなんでしょうが…。
   麻酔科医の最初の仕事は、手術予定の患者さんの術前訪問になります。患者さんから話を聞いてSを得て、カルテを読んでSとOを得ます。そこからAに移り、最終的にどういう麻酔方法にするか、麻酔をかける上での注意は何かというPに移るわけなんですが、これが難しいんですよね。
   同じ情報量でも、手術には関係のない細かいところに目がいってしまって、大事なところが見えていない。そんなことがよくあります。今日担当の手術もそうでした。術前は特に問題なさそうだと考えていたのですが、朝指導医の先生に確認したら、目の色を変えられました。そんだけ術前“見えてない”ってことなんでしょう。
   術中もちょっとしたバイタル(血圧、脈拍など)の変動で、大丈夫かなと思ってしまう傾向があるくせに、大まかな流れに関してはout of mindになりがち。いつになったら、きちんとした“目”が身に付くんでしょう?

2006年1月17日(火)  23:11
   あの地震から11年がたちました。今日は地震の特番が多いのかと思いきや、朝ニュースをつけてみると、やっているのはライブドア、保育園での雪の事故、ヒューザー、宮崎勉ばかり。地震のことを大々的に取り上げている朝の番組はほとんどなかったような気がします。僕の見ていた時間帯が悪かったのかもしれないのですが…。
   11年前、住んでいた奈良は確か震度4でした。それでも、かなりの大きな揺れで、たんすの上に置いてあった物がいくらか散乱したりしました。現在のところ、あれが自分の人生の中で最大の地震ですし、これからもそうであって欲しいと願うばかりです。
   阪神大震災から11年目の今日は、1日手術室に缶詰めでした。11年前の中学生の頃には思いもよらなかった生活ぶりです。
   ところで、今日の証人喚問や判決ってどうなったんですかね?

2006年1月15日(日)  20:35
   今日は運転免許の更新のために片道1時間以上かけて、奈良の運転免許センターに行って参りました。運転免許の住所変更をしていなかったので、奈良の運転免許センターに行かないといけなかったのです。
   あそこに行くのも今回で3回目になりますが、どうして運転免許センターって決まって不便なところにあるんでしょう?奈良県の場合、近鉄の新ノ口という駅から徒歩15分のところにあります。奈良の南の方で一番大きい駅である八木の1つ京都寄りという何とも微妙な駅です。もちろん各停しか止まりませんし、連絡がとても悪いんですよね。
   運転免許の更新のたびに引っかかってしまうのが視力検査。右目単独では裸眼でも0.7以上あるのですが、左目は裸眼で0.1未満。眼鏡である程度は矯正しているのですが、左目で満足に0.7程度の視力を得ようとして眼鏡の度数を上げると、左右の網膜に映る像の大きさのバランスが保てなくなるそうで、結局今の左目の矯正視力は0.3程度。いつも視力検査されるたびに「左目が合ってないんじゃない?」って注意されてしまいます。
   日常生活で眼鏡を外している時間はほとんどないのですが、免許証には「眼鏡必要」という記載は一切ありません。何とも不思議なもんですが、今日も視野検査をクリアしたので、明日からも運転する際には眼鏡をつけなくてもいいそうです。

2006年1月10日(火)  23:07
   今年に入ってから、手術室から集中治療室にかけてが毎日バタバタしているような気がします。緊急の手術がいくつも入ったり、麻酔科医が足りなくなったり、麻酔の気化器が足りなくなったり…。1月4日の仕事始めの暇っぷりが嘘みたいです。
   今日も心臓外科・胸部外科のないうちの病院では助かる可能性が皆無と考えられる患者さんが集中治療室に運ばれてきたらしく、麻酔科医だけでなく、手術室内の薬品ボックスまで動員され、いつもあるはずの麻酔薬が定位置からボックスごと消えていたのには驚きました。
   周りがいくらバタバタしていても、研修医は麻酔の維持という自分の持ち場を離れることができません。動かない患者さんと無機質なモニターと終始にらめっこです。やっぱり自分には向いてません。
   明日はどういうわけか小児科の新年会に呼ばれています。どこでやるとかの情報、何ももらってないんやけどな…。

2006年1月7日(土)  17:50
   天気予報では昨日の夜から今日の朝にかけて雪、市内でも積もるところがあるでしょうって感じで言われていたのに、今朝7時頃部屋の窓から外を見渡してみたら、この藤森界隈は雪の降る気配は全くなし。市内で先月みたいな雪景色を見るのは無理かなと思い、二度寝に入りました。
   9時頃に再び起きて、ネットサーフィンを始めたところ、今の金閣寺の様子はどうなんかなとふと思い、http://www.shokoku-ji.or.jp/kinkakuji/webcam/index.htmlにアクセスしてみると、先月の大雪後に見に行った時と同様の雪景色が映っていました。前回の雪よりは明らかに降雪量は少なく、同じところに行くのもどうかと思われたので、今日は哲学の道へお出かけしてきました。
   雪景色が確実に期待できるのであれば、誰かを誘ってもいいのですが、その確率がどれくらいか分からない状態で誘うのもどうかと思われたので、今日も1人でのお出かけでした。京阪の出町柳から銀閣寺〜哲学の道経由で地下鉄の蹴上まで。普段の運動不足を解消すべくよく歩きました。おかげで今強烈な睡魔に襲われています。
   12・1月と麻酔科で、今までローテーションしてきた科と比べて明らかにいすの上で作業している時間が多く、目の前で眠って手術を受けている患者さんよりも自分の方が肺動脈塞栓(いわゆるエコノミークラス症候群)のリスクが高いのではないかと思えるような状態で、しかもここ何ヶ月も泳ぎに行ってない状態。体力は衰えていく一方です。
   今日はその衰えゆく体力を自覚する1日となりました。銀閣寺参拝中から雪がぼとぼとと解け落ちだすような状態で、哲学の道を南下し始めた頃には、雪が道端に少し残っている程度。道中寄った法然院でも門にうっすら雪が積もっている程度でした。その解けゆく雪と同様に残った体力もどんどん少なくなってきて、哲学の道の途中からバテバテになりました。
   まぁでも、雪化粧した銀閣寺、法然院というのはたいそう美しいものでした。桜の花もホタルもモミジもなく、道端に散った紅葉と雪に囲まれて寒そうに震える桜の木だけの哲学の道も感慨深いものです。あと3ヶ月もしたら、あのあたりは人でごった返すんだろうな…。

2006年1月3日(火)  15:35
   遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
   社会人になって初めての正月。麻酔科で担当患者ゼロのはずが、年末の当直で担当患者3人となってしまいました。でも、3人とも救命科や内科の当直Drでリレーして診ることになったので、正月は丸々お休みでした。というわけで、大晦日の当直後、実家に帰って、ゆっくりさせてもらいました。先ほど小一時間前に寮に帰ってきたところです。
   正月といっても、もうお年玉をもらえる年齢ではとうていないですし、正月明けてすぐ来る誕生日にも何かもらえる年齢でもないですし、正月もらって一番嬉しいのはやはり年賀状です。中でも嬉しいのが担当していた患者さんから来る年賀状。
   仕事を始めてからは患者さんに住所を教えていないので、今年来た年賀状というのはポリクリ時代に担当していた患者さんからのもの。ポリクリが始まってすぐの時期に担当していた患者さんなんですけど、これで3年連続の年賀状交換になります。1週間担当しただけの1学生(当時)をここまで覚えていてくれるというのは、何とも嬉しいもんです。
   昨年まではパソコン打ちされた年賀状だったのですが、今年は直筆入りでした。病気のため、動きにくくなっているはずの右手で書いてくださったのかと思うと、嬉しい限りです。元気そうにされていて、何よりです。

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