2005年12月30日(金)  20:02
   昨日は今年ラスト前の当直でした。残すとこ今年の当直も明日のあと1回。早く終わって欲しいとこです。
   昨日は救急車の対応だったのですが、夜の8時〜10時に3台来ただけという平和な1日でした。当直なのにたっぷり5時間寝させてもらったし、明日もこんな具合にいかないかなと思っているんですが…。
   救急外来の当番に当たっている看護師さんにちらっと話を聞いてみると、今年の年末年始は患者さんの入りが例年より少ないそうです。先日、インフルエンザも流行期に入ってきていると厚生労働省が発表していましたが、外来に来ている患者さんの中でインフルエンザが蔓延しているという感はまだありませんし。明日が平和な当直であることを願うばかりです。
   今日は日中暇だったので、約半年ぶりに近くのTSUTAYAにCDをまとめ借りしに行ってきました。陳列棚を見渡してみると、借りたいCDがたくさんあって、結局12枚のアルバムを携えてレジに向かいました。
   そうしたらレジのお姉さんから「カードの有効期限が切れています」「カードの再申請を行ってもらいます」「初めてのお客さんは5枚しか借りれないんです」などと言われました。泣く泣く幾分かたまっていたはずのポイントを失い、借りたかったCDのうち5枚だけを選ぶことになりました。
   カードなどの有効期限には注意しないとあきませんね。お店行って、割引券もらっても、大概の場合、有効期限内に使い切れません。そういえば、BOOK・OFFの50円引きの券の有効期限が明日までだったような気がするけど、これも有効利用されないまま紙切れと化すんでしょうね。ってその前に、割引券が手元に見つからないです(泣)

2005年12月27日(火)  20:44
   年の瀬も迫ってきて、とうとう明日で仕事納め。手術場で丸1日過ごす日々も明日が終われば、しばらくの間お休みです。
   大晦日&お正月を病院で過ごしたい患者さんなんて少ないに決まっているので、今週は手術の件数が普段の週に比べて格段に少なく、手術場もすいています。昨日&今日と、午後6時にはほぼすべての部屋の「手術中」のランプが消えています。
   普通に麻酔終わって、術前回診に行って、病棟&手術場に指示出して、早く帰ればいいものの、ついつい寄り道してしまいます。前に麻酔を担当した患者さんの術後経過が気になって、本来行かなくてもいい部屋のドアをノックしたりしています。
   術後回診に行くと、多くの患者さんはありえないくらいに感謝してくれます。「手術ですっかりよくなりました」って言われても、手術してくれたのは主治医の先生だし、麻酔の管理を主にやってくれたのは僕の指導医の先生だし…。僕は、指導医の先生の右腕、いや言い過ぎた、左脚程度の働きしかしていないのに、何だか歯がゆい思いがします。
   何か風の便りで聞くところによると、僕が1年目の研修医の中で一番優秀とかいう話が最近出ているそうなのですが、何とも畏れ多い話で、有名無実も甚だしいです。こういうイメージに一歩でも近づけるよう努力していきたいんですけど、なかなか現実はそうはいきません。
   でも、そんな僕でも1つだけ自負があります。
   それは患者さんと過ごす時間を大切にしたいという気持ちでは、他の誰にも負けないということです。働き始めた4月当初は「1日に最低3回の回診」を目標に掲げていたのですが、外科系の科を回る間にそれがいつしか不可能となり、少し初心を忘れつつある感は否めませんが、それでもやはり麻酔科研修中も手術に携わった患者さんの術後回診は少なくとも1回は行くべきだと考えています。実現はまだまだできていませんが…。
   麻酔を担当した患者さんというのは、今まで主治医として携わってきた患者さんに比べて、接点も少なく、名前も忘れがちになってしまうのですが、来月はしっかりと術後回診に取り組みたいものです。

2005年12月24日(土)  21:20
   当直明けのクリスマス・イブ。ほんと今年の冬は寒いです。
   昨日の当直はかなり忙しかったです。夕方の6時から未明の2時までノンストップで患者さんがやってきて、2時すぎに遅い夕ご飯を食べて、さあ寝ようとしたら、またコールがあって…。結局、寝付いたのは朝の5時すぎで、また6時には起こされる始末。2時間ほどしか寝れませんでした。今日が休みでよかったです。
   当直明けの休日は寝不足だと、昼間寝てしまって、無駄に過ごすことが多いので、今日はがんばって起きてました。家にいてると寝ちゃいそうだったので、京都駅に出かけたりもしましたが、人に酔っちゃいました。クリスマス期間は1人で繁華街に行くもんじゃないですね。寂しくなるだけです。
   1人で外食も寂しかったので、今日は久々に自炊してみました。何と包丁を使うのは2ヶ月ぶりでした。麻酔科にいる間は結構時間もあるだろうし、自炊もできるかなと思っていたのですが、蓋を開けてみるとこんなありさまです。皿洗いが面倒くさいなぁ。

2005年12月20日(火)  20:43
   手術室に引きこもって早3週間が経とうとしています。朝8時前に行って、夜仕事が終わるまでに手術室の外に出るのは、30分の昼休みと、術前回診の時間だけ。世界から遠く隔絶されている感が否めません。早く地上の生活に戻りたいな。
   そんな中、忘年会をはじめとする飲み会が唯一のストレス発散の場となっています。当初、今月は忘年会が立て続けにあるのではと思っていたのですが、案外と誘われるものは少ないもので、振り返ってみると今月行ったのは手術室の忘年会(12/10)、小児科の歓送迎会(12/12)、産婦人科の忘年会(昨日)の3回だけ。それも手術場という洞穴生活のために情報不足になっているせいなんでしょう。
   明日は今年3回目の忘年会です。今日、術前回診でたまたま行った病棟で誘われたので、行くことになりました。ストレス発散してこようっと。
   さてさて、昨日の産婦人科の忘年会はふぐコース料理@祇園でした。恥ずかしながらふぐを食べるのは初めての経験で、すごく楽しみだったのですが、5時終了予定の手術が長引き、結局終わったのが7時。そこから大慌てで術前回診し、大遅刻で会場に到着しました。
   会場に到着するや否や、「珍念(←相変わらずこう呼ばれてます)の下ネタ聞きたくて、待ってたんや」と言われました。24年と11ヶ月生きてきて、下ネタ言ったことありましたっけ?小さいのならぽつっと言ったことあるかもしれないですけど、そんなみんなに期待されるようなものはあったかなと正直思ってしまいました。手術場の忘年会でやった芸が尾を引いているのでしょうか?よく分かりませんが…。
   そんなことはさておき、料理の方は格別でした。また食べに行きたいなぁ。

2005年12月11日(日)  20:12
   「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」という規則的で無機質な心電図モニターの音ばかり聞く毎日もはや7日。そろそろ麻酔科の研修にも飽きてきました。早いって突っ込まれそうですけど…。
   他の科もある程度はそうだと思うのですが、麻酔科は合う人と合わない人がきっぱりと分かれる科だそうです。自分は間違いなく後者です。5分おきに記録書いて、バイタル見ながら不足している薬を足して…。こんな無機質な1日1日を、あと1ヶ月半耐えないといけないのかと思うと、いささか気が重いです。
   麻酔科の仕事といえば、術中の麻酔管理はもちろんのこと、術前回診も大切な仕事の1つです。麻酔がかかると患者さんは基本的にしゃべらなくなるので(全身麻酔の場合)、患者さんとしゃべる機会というのは術前回診が主となります。しゃべらない患者を相手にするよりも、しゃべる患者を相手にする方が楽しいので、術前回診はいっつも時間がかかってしまいます。上の先生に時間かかりすぎって怒られる毎日です。
   本来なら土・日は当直以外では出勤する必要はないのですが、術前回診が遅いとまた怒られるのは嫌なので、今日何人分かの術前用紙を作りに行ってきました。

2005年12月1日(木)  22:38
   今日から2ヶ月間、麻酔科の研修です。手術室にこもりっきりの毎日の始まりです。
   8〜10月は外科、11月は産婦人科と、ここ4ヶ月オペ場をうろちょろすることは非常に多かったのですが、麻酔をかける側としては今日が初日。昨日までの術者用の緑色のオペ着ではなく、麻酔科医用の水色のオペ着を着ている自分に、自分で違和感を感じていました。オペ場の看護師さんたちの多くも同じ気持ちだったのでしょう。
   今日は耳鼻科のオペ2件の担当。昨日のオリエンテーションで学んだ通りに麻酔薬という名の劇薬の山を並べて、指導医の先生の到着を待って…。先生が到着してからは、言われる通りに手技をやったり、薬を注射したり、頭を全く使わない1日でした。まぁでも、今までほとんどやる機会のなかった気管内挿管や、久々のAラインも成功でき、少し手技的には自信のついた1日でした。
   昨日まではしゃべる患者さんを相手にしていたのですが、今日からしばらくはしゃべらない患者さんを相手にすることがほとんどになります。何とも変な感じです。口の中に管を突っ込まれた患者さんは一言もしゃべることなく、血圧や脈といったモニターのみが今の状態を知らせてくれます。何とも変わった世界です。
   何週間かすると、こういうことにも慣れてくるのでしょうか?

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