2005年9月27日(火)  22:44
   おとといは小学校の同窓会でした。同級生が再来月結婚するらしくて、その前祝いの会でした。みんな会うの久しぶりだったのですが、変わらないもんですね。中には12年ぶりに会う人もいましたが、みんなどこかしらに面影が残っているんですよね。自然と話題もたくさん出てきて、非常に楽しいひと時でした。
   昨日からまたふつうの1週間が始まったのですが、今週は少し趣きが違います。今週は母校の大学から1回生がうちの外科に見学に来ているのです。教養の授業ばっかりで、何学部に入ったのかを忘れがちになってしまう1回生の間に、医者の仕事現場に触れようというEarly exposureと称するカリキュラムが数年前から始まっていて、その一環で1人見学に来ています。
   その学生さんの教育担当に命ぜられて、それがまた大変なんです。5回生や6回生のポリクリの学生であれば、問診とりなどを自由にさせてる間に自分の仕事の時間をいくらか確保できるのでしょうが、朝の8時半くらいから夕方まで学生さんがピッタリくっついている状態なので、自分の仕事をなかなかさせてもらえません。どうしてもカルテ書きが後回しになっちゃうんですよね。おかげで仕事が終わった時間が、昨日は11時すぎ、今日は10時前でした。ふだんの週より全然遅いです。
   何かどんなしょうもないことでもいいから、今後の医学生&(おそらく)医者としての人生でプラスとなるようなことを学んでいってくれたらと思う今日この頃です。

2005年9月24日(土)  23:20
   今週もいつの間にか終わってしまいました。平日が3日しかなく、普通に考えればふだんの週よりも楽なはずなのに、全然違いました。残った3日が何せオペ日+カンファ日+オペ日でしたから。
   手術以外の処置はすべて水曜日に集中し、水曜日は体が2つ欲しいという気持ちで一杯でした。ICUで担当患者さんの気管切開を手伝っていたら、今から別の担当患者さんのIVH入れると言われ、自発呼吸のない担当患者さんをバッグを押しながら検査に連れて行っていたら、別の担当患者さんの胃カメラに呼ばれたり…。Happy Mondayじゃなくて、Happy Tuesdayとかにしてもらいたいところです。
   オペ自体は両日とも1件ずつだったのですが、上の先生の計らいか今までに比べると難易度の高い手術が多かったです。先月は大きな術後トラブルはゼロだったのですが、今月は多そうです。これからが正念場になりそうです。
   そんでもって、連休初日の昨日は3次当直(救急車の応対)でした。17時〜9時までの当直時間帯で来た救急車の台数はたったの2台。しかも来たのが昨夜の19時と今朝の8時という何とも心優しい時間帯。しっかり眠れましたし、疲れもあまりたまっていないように感じます。
   そんなわけで、今日は夕方少し原チャを飛ばして、六地蔵の近鉄百貨店(通称“MoMo”)に行ってきました。近鉄鉛線でも何でもない六地蔵の駅前に何で近鉄百貨店があるのかはかねてから謎なんですが、ちょっと買い物に行ってまいりました。
   当初の目当ては、CDとシャツ。買い物に行くと、ついつい他のものも買ってしまうんですよね。9月21日に発売になった柴田淳のベスト・アルバムとDVDを買うだけの予定が、ミスチルのアルバムが目に飛び込んできて、ついつい手を出してしまいました。その他、本屋に寄って本を少し買ったりもしました。
   もっと計画性をもってお金を使わなければいけないとは思うのですが、今月は1日3食にありつける日がほとんどなく、食費がかなり少ない感じですし、まあよしとしますか。

2005年9月19日(月)  22:23
   9月最初の3連休が終わっちゃいました。連休初日は木曜日に緊急手術した患者さんのところでほぼ1日拘束され、日直だった2日目は朝の9時から夜の6時まで20人あまりの患者さんがほぼノンストップでやってきて、少し休みをもらえたのは最終日の今日だけでした。ほんとよく働いた連休でした。
   っていうか、連休はふつうの土・日よりなぜか忙しいです。ゴールデンウィークもICUに入院してきた患者さんにかかりっきりになりましたし、7月の海の日のあった3連休もどえらく忙しい日直に当たっちゃいましたし。今度の週末が恐ろしいです。ハッピー・マンデー法が恨めしくてしょうがない今日この頃です。
   そんな今回の連休の初日には、大学の友達から飲みに行こうというお誘いがかかりました。行くつもりで準備して、電車に乗って扉が閉じたその瞬間に、病棟から電話がかかってきました。タイミング悪すぎです。あと1分早くかかってきてれば、電車に乗り込まずに済んでいましたし、あと数分遅くかかってきていれば、京阪の地下線路内で携帯の電波が通じなかったはずなのに…(←こんなこと言ったら、あきませんかね?)。
   明日はまた憂鬱なオペ日です。
   オペ日になるたびに思います。自分はつくづく外科には向いてないと。

2005年9月14日(水)  22:21
   おとといは当直でした。来た患者さんの数は少ない方だったのですが、1人終わって診察室を出ようとした時や当直室に帰って休もうと瞬間、あるいはベッドで横になって目をつぶった瞬間などに「事務ですけど」って電話がかかってきて、非常にフラストレーションのたまる一晩でした。結局、2時間半ほどしか眠れず、翌日のオペ日は悲惨でした。
   昨日は朝の7時すぎに起き出し、8時半からオペ。腹腔鏡の手術でカメラ持ちで入るんだろうなと思っていたら、まだカメラは任せられないということで、外野席からの観戦でした。そこで与えられた仕事が、見学に来ていた看護学生たちの教育。どういうことを教えてよいのかよく分からなかったのですが、みんなまじめに手術に見入っていたのが印象的でした。1年前の学生時代はこんなにまじめにポリクリやってたかな?
   昨日は帰ってくるとさすがに疲れていたみたいで、11時頃には眠りにつきました。このまま気づいたら朝になる予定だったのですが、ピッチの呼び出しで夜中の1時半に起こされました。かなり寝ぼけていて、電話越しで言われていることも右から左に抜けていく状態。どうしていいのか分からず、とりあえず病棟に向かうことにしました。
   外科に入ってからというもの、あまり夜中に呼び出されることがなかったので、寝巻きの上に適当に何か羽織って病院へと向かう感覚は正直懐かしいものでした。一通り診察して、指示出して、帰ってきたのが夜中の2時半。寮に戻る同中、ふと真ん前に目をやるとオリオン座が姿を現していました。まだまだ暑い日が続いていますけど、季節は着実に進んでいるみたいです。
   水曜日の今日は午後から半日カンファ。貴重な睡眠時間となりました。寝起きでのプレゼンは正直ヤバかったように思いますけど…。

2005年9月11日(日)  22:19
   今日は第44回衆議院議員選挙の投票日。住民票を奈良に置いたままなので、投票に行くべく実家に半日ほど帰ってました。
   ゆっくりできるかと思いきや、近鉄の最寄り駅に着いた後で最初に連れて行かれたのは電気屋。家の古いパソコンを買い換える予定だったらしく、置いてあったパソコンの中で一番安いやつを選んで買って帰ることになりました。
   買って帰ったのはいいものの、初期設定やデータ移し、プログラムのインストールは全部僕の仕事。結局、実家に帰っても、9割方はパソコンの前に座って、カタカタやってました。何とも寂しい日曜日です。
   明日は月曜日。外科では毎週月曜日の朝8時15分から抄読会なるものがあるということになっているんですが、8月の第1週から先週までは夏休みでした。明日から復活だそうです。この抄読会が始まる前までに一通り受け持ち患者さんの回診を終わらせなければならず、明日はふだんより少し早く起きないといけないんですよね。最近、朝の怠け癖がついてきてるので、大変です。がんばらないと。

2005年9月10日(土)  23:51
   受け持ち患者のうち10人が一挙に退院していった怒涛の退院ウィークも終わり、昨日は当直でした。おじいちゃん・おばあちゃんを相手にしていることがほとんどの救急外来も、昨日はどういうわけか患者さんの年齢層が低かったです。1歳の子が2人来たのですが、その2人ともがほんとにお利口さんで、かわいらしかったです。やっぱりおじいちゃん・おばあちゃんを診るよりも、子供を診る方がテンション上がります。早く小児科回りたいな。
   当直明けの今日は、どっかにお出かけしようとも思ったのですが、雨が降るという天気予報を見てから、その気が萎えてしまい、無駄に家で半日過ごしてました。1ヶ月以上ぶりに部屋の掃除をしたり、2週間ぶりくらいにフライパンを使って目玉焼きを焼いたり、昼寝を2時間ほどしたりしてました。何とも平和な休日です。
   9月に入ってからというもの、想定外の収入が多く、その使い道に悩んでます。自分のために使うのも何か心苦しい上、特に欲しいと思うものはないですし、とりあえず自分の医学的知識のブラッシュアップにつながり、ひいては患者さんに還元されそうな医学書を今週初めに買いました。4冊で2万円。相変わらず医学書は高いです。
   残ったお金の使い道を今日の昼間ちらっと考えていたのですが、そこで思いついたのがPDA。ポケットサイズの電子端末です。とはいうものの、PDA業界からはソニーなど大手の企業が撤退を決めたらしく、今後どういう風が流れてくるのかよく分かりませんが、あの手軽さは魅力的です。
   持っているノートパソコンも1kg弱という超軽量とは言え、毎日病棟に持ち歩くわけにも行かず、パソコン独特の立ち上がりの遅さがあり、何かをぱっと調べたい場合には役に立たないのが現状です。本も何冊もポケットに入れて持ち歩いていると、どんどんかさばってきますし、できる限り軽いものにまとめたいんですよね。
   そんなもんで、目ぼしいPDA探しをネットでやっております。結構使い勝手のよさそうなものを見つけたので、明日選挙で実家に帰った時にでも、近所の電気屋巡りをしてみようっと。

2005年9月6日(火)  22:51
   2ヶ月近くにわたり心の中でトラウマとなりつつあったCPC(clinicopathologic conference)の発表が今日ようやく終わりました。ほんとほっとしました。
   CPCというのは、臨床の現場で体験した難しい症例の中で、不幸にも亡くなられて、その後に剖検を行った患者さんについて、病理医を交えて医者同士で議論しあう場で、2年間の研修の中で最低1回やらないといけないことになっているんです。
   今回のCPCで担当したのは全く見たこともない患者さん。CPCまで至れる症例が少ないことと、2年間のうちで経験しないといけないことから、上の先生の計らいで全然かかわりのない症例のCPCを担当することになったのですが、これが大変でした。
   9年も前のカルテを引っ張り出してきて、汚い字を解読しようと試みるものの、カルテの分厚さに萎えるという日々をくり返しているうちに、少しずつ発表の日の足音が近づいてきて…。結局、入院カルテを一通り読破し、臨床経過はイメージできたのですが、患者さんの顔が全然イメージできないんですよね。顔が見えないのはほんと辛かったです。
   台風が近づいてきていて、早く帰りたいという気持ちがみんなに強かったせいか、予想された厳しいツッコミはほとんどなく、かなり平和に終わりました。めでたし、めでたし。
   もう1つめでたいことと言えば、今週は退院ラッシュです。おととい2人、今日1人退院していきましたし、木曜と金曜に3人ずつ退院する予定となっています。さらにもう1人、今週中に退院できそうな人もいてます。このペースでいくと、週末の受け持ち患者数が何と3〜4人となってしまいます。めでたし、めでたし。
   でも、これだけ退院が重なると、退院サマリーが面倒くさそうですが、なるべく退院前に完成させるよう、努力するとします。

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